form•Z proは、さまざまなモデルの特性や創作力を表現しやすいインターフェースを持ったツールを搭載した強力な3Dデザインアプリケーションです。正確な表現を保持する高度な3Dソリッド/サーフェスモデリング方式をベースとしており、デザインからビジュアライズ、レイアウト、アニメーション、製造まで、設計業務のあらゆるフェーズでご利用いただくことができます。

form•Z proにはform•Z Jrの全機能に加えて、多数の高度なモデリングツール、STEPおよびIGESファイル入出力機能、アニメーション機能、レイアウト機能、ネットワークレンダリング、カスタマイズ可能なインターフェース機能があります。

form•Z pro 8は簡易設計や基本形から作り出した有機的形状の吟味を可能にするサブディビジョンモデリングを導入した最新バージョンです。曲面の多い形状、特に有機的な形状は、この新しいツール群「サブディビジョンツール」を使って簡単に作り出すことができます。
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主な機能
  • ブーリアン、NURBS、サブディビジョンサーフェスを含むソリッド/サーフェスモデリングツール
  • OS X 64ビットアーキテクチャのネイティブサポートにより、より満足度の高い制作が可能
  • SKP、KMZ、DWG、DXF、DAE、OBJ、SAT、STEP、STLファイルのインポート
  • DWG、DXF、SAT、STEP、DAE、STL(3Dプリント用)のエクスポート

洗練されたワークフロー

洗練されたワークフロー

form•Zのワークフローは、やりたいことを感知し不要な操作から保護するダイナミックスマートインターフェースを特徴としています。インターフェースには創造性の邪魔にならない正確なモデリングを支援する自動選択機能や自動ガイド/スナップ機能があります。

よく使うツールをすぐアクセスできるように配置できる「お気に入りツール」パレットをはじめ、インターフェースやツールパレットはすべてカスタマイズ可能です。

関連するツールやパレットをまとめ、ジョブフェーズ間での切り替えを可能にしたワークスペースグループもカスタマイズが可能です。

他のアプリケーションと相互運用できることもform•Zの強みです。form•Z proは3D Studio、DGW/DXF、Sketchup、Rhino、STEP、STL、IGESなど、20以上のファイルフォーマットをサポートしています。

微妙な陰影も表現

微妙な陰影も表現
form•Zのインタラクティブ表示は最新のOpenGLのパワーを余すところなく利用しています。アンビエントオクルージョン、バンプマッピング、ソフトシャドウ、マルチサンプリングがリアルタイムで表示できるようになった[シェーディング(フルモード)]表示において想像以上の効果を発揮します。これらの効果を活用した美しいCG画像をリアルタイムに表示することができるため、ユーザーはモデルの形状(特に奥行き感と空間上の構造)を容易に把握することができ、その結果、制作速度と正確性が劇的に改善します。
マテリアルを標準搭載

マテリアルを標準搭載
form•Z にはすぐに使える豊富なマテリアルライブラリが標準で搭載されています。マテリアルエディタで独自のマテリアルやマテリアルグループを作成することも可能です。すべての操作は、すぐに結果をフィードバックしてくれますので、細かなパラメータの意味を覚える必要がありません。目で確認しながら実際の動きを確認し、希望のマテリアルを自由に作りこむことができます。
3Dプリント

3Dプリント
form•Zは、高価な3DCADシステムと同じソリッドエンジンを使用しているため、3次元プリンタとの相性が非常に優れています。form•Zで作成したモデルは、そのまま3Dプリンタ、CNC、フライス加工へ転送するための業界標準フォーマットにエクスポートすることができます。オブジェクトドクターツールと3Dプリントチェックツールは、拡大・縮小したときに発生するオブジェクトのエラー(面が薄すぎる、あるいは柱が細すぎるために出力できないなど)を検出してくれます。
リアルタイムブーリアン

リアルタイムブーリアン
リシェイプツールとオフセットツールはリアルタイムブーリアン操作をかつよう実現し、インタラクティブな操作でオブジェクトを編集/加工する手段を提供します。この手法は、操作が簡単でわかり易いことに加え、データに物理的な異常が発生しないというメリットがあります。3次元プリントを想定している場合には、特に便利なツールです。
リアルタイム変形

リアルタイム変形
ベンドやツイストなどの多様な3次元変形ツールを搭載しています。これらのツールは、オブジェクトをNURBS曲面に変換することによって、滑らかな曲面持ったオブジェクトを生成します。
NURBS

NURBS
NURBSツールグループには、多彩で便利なツールが豊富に用意されており、頭の中のイメージに近い形状を作り出すのに役立つでしょう。また、NURBS解析機能はデザインの評価と微調整に役立ちます。

インフォメーションマネージャ
インフォメーションマネージャシステムは質量、物理的特性、カスタム属性といったモデルデータ情報をスプレッドシート形式で出力します。
ラウンディング

ラウンディング
form•Zに搭載されているラウンディング機能は、Rを指定するだけの単純なものだけではありません。エッジの端点でRが変わる可変フィレットや、面上に描いた曲線をエッジとした滑らかな曲面で角を落とすホールドラインラウンディングなど、特殊なラウンディング方法を多数用意しています。
サブディビジョン

サブディビジョン
サブディビジョンモデリングは、有機的なモデルが簡単に作れる、とても楽しいツールです。単純なファセットモデルをケージ(枠)として、なめらかに流れるような曲面を持つモデルを作成します。サブディビジョンツールグループはコントロールハンドルを持っており、これを使って簡単にモデル形状を変形することができます。異国風の屋根からキャラクターメッシュまで、多岐にわたる用途に役立つこれらのツールはform•Zの用途をさらに広げることでしょう。
フォーミュラ

フォーミュラ
関数ツールは数学関数に基づいて複雑な曲線や面を作成する、とても興味深いツールです。思いがけないカタチが次々と生成するさまは、デザイナーの思考を強く刺激してくれることでしょう。内蔵されている形状のひな形ライブラリは、全く新しい形状生成の出発点として利用するのに最適です。
レイアウト

レイアウト
form•Z proには、専用のレイアウトツールが用意されており、3次元モデルから設計の描画シートを生成することができます。form•Z Layoutで設計の平面図、立面図、断面図、3D視点画像を配置したプレゼンシートを作成することができます。ここで使用した図面情報は3Dモデルと完全にリンクしているため、モデルを修正/加工すると、プレゼンシートの内容も自動的に更新されます。
アニメーション

アニメーション
form•Z proには、アニメーション機能も搭載されています。form•Z proの中では、カメラ(視点)、オブジェクト(位置、マテリアル情報)、ライト(位置、明るさ)のアニメーションもできます。パラメトリックオブジェクトのパラメータをアニメーションさせると、オブジェクトが変形あるいは成長するするアニメーションを作ることもできます。レンダリングエンジンでレンダリングしたアニメーションデータは、静止画として取り出したり、一般的なアニメーションファイルに書き出すことができます。
日影アニメーション

日影アニメーション
特定の光源を太陽と見立てて、特定の時間(年、月、日、時間)における影の位置と状態を表示させることができます。もちろん、これらの情報もアニメーションさせることができるので、日影アニメーションも簡単に作ることができます。
リアルタイム断面図

リアルタイム断面図
クリップ平面機能を使うと、モデルの断面図を表示することができます。コントロールハンドルをドラッグすれば、断面形状がリアルタイムに変化するので、オブジェクトの形状を内部形状も含めて検証することができます。
コンポーネント

コンポーネント
コンポーネント機能を利用すると、よく使用する形状を簡単に再利用することができます。コンポーネントはform•Z proプロジェクトに埋め込むことも、プロジェクトファイルのあるディレクトリに外部ファイルとして保存することもできます。コンポーネントはform•Z proで簡単に作成/修正できます。form•Z proには、標準でコンポーネントライブラリが用意されています。