らせん階段
らせん階段


各ツールで基準平面をクリックして、Z方向に伸びる軸の始点となるポイントを設定すると、らせん階段を生成します。つまり、[ツールオプション - らせん階段]パレットに設定したパラメータに従って、この軸の周りにらせん階段を周回させます。
[ステップの幅]:このオプショングループには階段の形状を設定します。
[内側の半径]、[外側の半径]:軸に一番近い半径と一番遠い半径をそれぞれ設定します。
[幅]:[内側の半径]と[外側の半径]の差が階段の幅になります。ただし、幅はこのフィールドに入力して指定することもできます。これに応じて[外側の半径]が調整されます。
[高さの制御]:[全体の高さ]を設定すると、[蹴上げの高さ]オプションまたは[ステップ数]オプションのどちらかを選択してステップを指定できます。この2つの値には相関性があり、一方が変わると、もう一方はそれに応じて調整されます。
[長さの制御]:3つのパラメータのうちの1つを使用して、階段の長さを指定できます。[合計の角度]は指定された高さに届くまでの総回転量を単位 °で指定します。[ステップの角度]は1ステップごとの角度を指定します。この場合、全体の角度は[ステップの角度]×ステップ数で取得できます。[ステップの幅]は階段の内法であるステップの幅を指定します。
[ステップ当たりのセグメント数]:らせん階段はファセットオブジェクトなので、この値は階段の両側面および底面のファセットの密度を指定します。
[方向]:[時計回り]と[反時計回り]のどちらか1方向を選択します。
[三角形分割]:[階段]ツールの[三角形分割]と同じです。
[ツールオプション - らせん階段]パレットにも[段板/側桁] [手摺り] [制限]のタブがあります。タブの内容は[階段]ツールと同じです。
らせん階段の例は下図のとおりです。この図では階段の上部と下部を左側と右側にそれぞれ表示しています。
