CADの変遷

3DCADソフト(3次元CADソフト)は設計・製図において必要不可欠な存在です。数多くの企業で3DCADソフトが利用されていますが、いつ頃から普及したのでしょうか。こちらではCADの歴史を振り返っていきたいと思います。

CADの始まり

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CADの原点といえるSketchpadが発表されたのは、1963年です。米国マサチューセッツ工科大学のサザーランドが、論文で発表したといわれています。そして、これが最初の対話型コンピュータシステムと呼ばれるものです。さらに、1965年に航空機設計用のCADAMが発表され、その後は次々と実用化が進んでいったのです。しかし、当初はコストの高さやスペック不足などの理由から、一般企業が簡単に導入できるものではありませんでした。

CADの発展期とは?

CADが一般の企業に導入され始めたのは、ターニングポイントといわれる1980年代になってからです。その間、コンピュータ技術は目まぐるしく発展します。ハードウェアは大型コンピュータに始まり、EWS、PCと変化しました。また、ソフトウェアにおいてもサーフェスからソリッド、ハイブリッドと技術レベルが向上します。

そして、1980年に3Dモデリング機能が搭載されたUnigraphics(UG)が発表され、1891年にダッソー・システムズ社が設立されました。さらに、1982年に最初のI-DEASがリリース、1988年に最初のPro/ENGINEER(Pro/E)が発表されます。

3DCADソフトと3DCGの普及

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3次元(立体)での設計が注目されるようになったのは1990年代に突入してからです。それまでは2次元(平面)での設計が主流でしたが、windowsNTシリーズが発表され、ハードの性能が上がったのをキッカケに、3次元CADへの移行が活発になったのです。そして、2000年代に突入すると様々な企業で効率化を図るためのツールとして導入され、基本設計から生産までにかかる時間とコスト削減を実現したのです。

また、1990年代はDTP・デザイン業界でAppleコンピュータが普及し始めた時期でもあります。さらに、実用的な3DCGソフトが開発され、手軽に3DCGイメージが作れるようになりました。その当時の代表的な製品としてVisionやPLAYMATIONがあります。その後、技術は時代とともに発展し、今ではゲームや映画ではもちろん、自動車、建築、医療など様々な分野で利用されています。3DCAD、3DCG共に今後も成長を続け、設計者の大きな力となってくれるでしょう。

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